組織文化は組織に属するメンバーそれぞれの想いの蓄積とその相互作用によって目に見えずに組織に定着します。
そして一度定着してしまった文化を変革することは簡単ではなく、その文化がメンバーの日常的な心理に大きく影響し、仕事の進め方や、モチベーションに大きく作用します。会社はより自社の経営理念やビジョンの実現を達成しやすい文化を構築していかなければならず、それは努力によって可能です。
良い人材が、いればなぁ。。。多くの経営者の悩みは同じです。
始業時間を守らない、仕事中の私語が多い、教えても何も改善されない、叱っても効果がない、漫然と仕事をしている、作業効率が悪い、従業員のスキルが低い、従業員の意識が低い、頼りになる従業員がいない、会社にコミットしない、そもそも従業員なんて使えないetc…
そんな社員の姿を毎日見ながら、自らのモチベーションの低下を自覚する経営者も多いことでしょう。
逆に、従業員の悩みにもいくつかの代表的なパターンがあります。
職場の人間関係が悪い、自分の仕事が正当に評価されていない、今の仕事を続けていていても夢が持てない、仕事にやり甲斐がない、他社に比べて給料が安い、社内の体制や経営方針に疑問を感じる、等々です。
そんな立場も不満や不満の内容も動機も違う経営者と従業員ですが、企業、特に人数の少ないベンチャー・中小企業ではお互いがそれぞれの持ち分を尊重し、信頼し、しっかりと職責を果たし、持ち分を守っていかなければ共同作業たる仕事、内部環境たる会社を発展させていくことはできず、結果的に誰もが建設的な自分自身の職業人生を築いていくことができません。
しかし、そもそも経営者は何らかの志と覚悟を持って起業し、責任感やビジョンを保持しながら経営をしているはずですし、従業員もまた、志と希望と期待をもって入社し、評価、報酬、人間関係、仕事のやりがい等々できるだけ快適な環境の元で、楽しく仕事をしていきたいと思っているはずです。
ですが、多くの企業では、少なからず経営者と従業員の間に見えない溝があり、職場の雰囲気の悪化と結果としての生産性の低下、売り上げの伸び悩み、報酬の伸び悩み、等々連鎖的な問題発生の悪循環に陥っているように見受けられます。
今回、組織文化変革コンサルティングは、そのような経営者と従業員の間に存在する見えない溝、または見えていても解決されない問題を、高度なカウンセリング手法と豊富なビジネス経験を同時に有するビジネスカウンセラーによって洗い出し、明確化し、カウンセリングを通じて同時に両者にフィードバック、働きかける事によって解決に導いていくマネジメントサイクルを構築し、組織文化そのものを恒常的に理想的な形に保っていくことを目的としています。
経営理念やビジョンを全社で共有し、そこに属する仲間達が気持ちよく夢を目指せる職場の実現に寄与できることを心より祈念しております。
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